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Channel: あっちょんぶりけな毎日
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アレっ子母さんとして心がけていること

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どーも。むうです。

新年度ですね。

 

我が家のアレっ子たちは、現在では給食でもみんなと同じものをいただけるようになりました。

行事の時も、本人と確認さえすればOK。

ずいぶん楽になったものです。

 

アレルギー除去時代にはつらい思いをすることもたくさんあって、これは区別なのか?差別ではないのか?とくやしさで涙の出ることも度々ありました。

一番直近のところでは、震災後、関東の某支援団体がうちの子らの通う学童の子たちを夏休みと春休みにキャンプに連れて行ってくれていました。が!二女はアレルギーを理由に拒否です。

当時は卵とイクラのみの除去で、宿泊先の宿ではアレルギー対応してくれるっていうのに、それでも参加が認められない。参加したいなら親もついてこい・・・ってフザけんなっ!なことを夏・春何度も繰り返しました。

アレルギーへの無理解でほんとうに「しなくて良い」我慢をたくさんさせてきたと思います。

 

だからね。

アレルギーでもみんなと同じように。

心配しなくて良いように。

としていただけることを

「当たり前」とは思わないんです。

 

知り合いの栄養士さんに聞くと、年度初めに学校に提出するアレルギーの管理指導表、

「去年も出したんだから、今年は必要ないですよね?」とか言ってくる親もいるらしい・・・けど。

 

3月には離任式がありますが、私は給食の調理員さんや養護教諭の先生が異動する時必ずお手紙と何か気持ちの品をkaniに持たせるようにしています。

感謝の気持ちを伝える機会ってなかなかないし、

「たいへんだったけど、アレルギーの子の給食作ってきてよかったな。」って少しでも思ってもらえるとうれしいな、と思うのです。

 

この春6年生になるkani。

入学当時の給食に携わってくださった方々が、この春の離任でもういらっしゃらなくなりました。

除去を解除してもう何年も経つけれど、入学したばかりの不安でいっぱいの親子を支えてくださった方々に、本当に感謝したいと思います。

 

kaniがここまで大きくなれたこと、

アレルギーだからといって「区別」も「差別」もなく、みんなと同じくしてもらえる環境をつくってきてくれたたくさんの陰の努力があってのことです。

後に続くアレっ子達のためにも、親も子も、そういう努力に報いる姿勢でありたいな、と思う今日このごろです。


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