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Channel: あっちょんぶりけな毎日
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おめでとう。

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6月もすでに終盤。早いー。

最近、すっかり月イチ更新ペースだなぁ…。もうちょっとがんばりたい。


さて、5月の給食代替。



あっちょんぶりけな毎日

麻婆豆腐。※甜麺醤がピーナッツ使用のため。


あっちょんぶりけな毎日
カレーピラフ。※バター使用のため。


あっちょんぶりけな毎日
ジャージャー麺のたれ(?)。

この日出たものは全く見た目が違ったらしく、男子に冷やかされたらしい。

「おいしかったから、だいじょうぶだよ。」と娘に慰められた一品。


あっちょんぶりけな毎日
アスパラといんげんのクリーム煮。

いんげんって、普通のいんげんだと思っていたら、白いんげん豆だった。あわててスーパーに買いに行ったけど、手に入らず、ひよこ豆でごまかしたら、豆がすごーくまずかった。



こんな感じ。


さてさて。

kani、かねてよりチャレンジを続けてきた牛乳ですが、順調に増量し、今月、給食の飲料用牛乳以外のおかず、デザートなどの乳製品を解除することになりました。


↑で見てもわかるように、乳製品入りのおかずがヒジョーに少ないのが解除に踏み切れた最も大きな要因なのですが。



「食べられるようになった」ことを「書く」ということについては、いろんな考え方があると思います。


「書く」ことで誰かに勇気を与える時もあるだろうし、また逆に「書く」ことがどこかのだれかを切ない気持ちにさせることがあることを私は知っているのです。


私がこのブログを始めた頃、kaniは赤ちゃんで、kaniよりも大きなアレっ子たちの進んでいく道を何かにすがるような思いで見ていたような気がします。


食べられるようになっていくことやそのためのたくさんの挑戦を書き綴ってくれた先輩方(?)には、私はものすごく感謝していて、ああ、こういう方法があるんだ、とすごく勉強させてもらったり、勇気をもらったりしてきました。


でもkaniがいつまでも小さな赤ちゃんではなくなって、kaniよりも小さい子が食べられるようになった、と聞くと、本当に嬉しいのに、嬉しい気持ちは本当なのに、まるで仲の良い女友達が先に嫁いでしまうときのような、ちょっぴりの置いてきぼり感も、実は、少しだけあったのです。


それでも。

私は、やっぱり「どうやったら食べられるようになれるのか」を知りたくて知りたくて、仕方がなかったのです。そして、新しいやり方を、惜しみなく教えてくれたお友達のように、ここまでのことを書いてみたいと思います。



kaniが乳製品に挑戦したのは、2011年の8月です。

もちろん、一滴も飲めませんでした。

医者に相談もなしで始めた見切り発車。

2012年の11月の負荷試験 までに、自宅でたどり着いたのは12ccまででした。

10ccを過ぎたあたりから、順調に増量できず、わずかに増量しては症状をだし、何日かかかってその量が飲めるようになる、という感じで、足踏み状態でした。


負荷試験でクリアしたのは5ccを30分おきに4回で計20cc。


家では飲んだことのない量でした。


負荷試験で、20cc飲めるなら、と、自宅で翌日、まず10cc飲ませました。

すると口の中がボコボコに。


おとといまで、12cc飲めたはずなのに、どうして?


アレルギーは本当に難しいです。


その翌日から、病院と同じ5cc×4回、という方法を取りました。


週の半ば、疲れが出てくると、だいたい2回目で撃沈。

平日、4回も飲ませるのがたいへんになってきて、量を調整しつつ3回に。

それでも少しずつ増量し、入学前の給食打ち合わせ(2月)の時点で60cc(20cc×3回)に手が届いていました。

ところが、この60ccを超えたあたりから、症状を出すことがなくなり、増量もどんどんできるようになってきたのです。

4月には100ccをクリアし、そのころにはヨーグルトや乳酸菌飲料など、いろいろな乳製品にトライし始めました。回数を途中で2回にし、一回の量を増やします。「まとめてのめるか」という自信も必要だと感じたのと、kani本人が「ゴクゴク飲んでみたい」と言ったことで踏み切りました。

このあたりは、主治医も私に任せてくれていて、一ヶ月に一度、進み具合を報告するようにしていました。


現在、彼女は200ccの牛乳+その他何か乳製品を食べるようにしています。


お休みの日には、朝200ccの牛乳を飲み、お昼にソフトクリームを食べ、夕方に乳製品の入ったお菓子を食べる…なんてこともできるようになりました。



牛乳の経口免疫、休むと元に戻ってしまう…とも聞くのですが、まだ休まず続けているので、休んだらどうなってしまうのか、という不安はあるのですが。


正直、途中からは信じられないスピードで、グングン飲めるようになってきました。


これまで食べられなかったアイスやお菓子、ビックリするぐらい世界が広がりましたが、やっぱり味覚の壁もあってにおいをクンクン嗅いで、「なんか、においがだめー。」と一口も食べないこともあります。


それでも。


kaniはここまでよくがんばったし、私もあきらめないで良かった、とそう感じています。


kaniには何度「おめでとう」と言っても足りないくらい「おめでとう」をあげたいです。


今年、お友達の家族と、バーベキューとかお泊まりとか、たくさん楽しい計画があります。

「食べること」がネックで、私もお友達をたくさん作ろうとしなかったし、いろんなお誘いを断っていました。

今まで、私がネガティブだったために、子ども達に経験させてあげられなかったこと、少しずつ世界を広げてあげられる自信がついてきました。

本当は、私の気持ちひとつでどうにでもできたことかもしれないんだけど…。


kaniのがんばりに応えて、わたしももっともっとがんばりたいです!!


さて、給食。6月の上旬に解除したのですが、未だ乳製品の入ったおかずは出てきていません。

次に出るのは6月も終盤の頃。

その日はドキドキデビューになりそうです!




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